尾白川渓谷
名水百選にも選ばれるほど清らかな水を誇る尾白川渓谷は、南アルプス・甲斐駒ヶ岳の山麓に広がる自然豊かな渓谷です。渓谷沿いには整備されたハイキングコースがあり、木々の間から差し込む木漏れ日を浴びながら、滝や淵、奇岩など、見ごたえのある景観をめぐることができます。

コースの中でも見逃せないのが、岩肌を白く染めながら流れ落ちる「千ヶ淵」や「神蛇滝」「不動滝」といった滝の数々。これらの滝は、長い年月をかけて岩を削り、美しい甌穴をつくりながら力強く水を流しています。

7月末には新緑の爽やかさがまだ残り、夏の陽射しの中でもひんやりとした空気に包まれる涼やかなひとときを楽しめます。

上り389ｍ、下り395ｍ、距離9.0ｋｍ。
傾斜が急な箇所やロープ場などあり、ハイキングレベルは中級です。

尾白の湯
尾白川渓谷のすぐ近くにある「尾白の湯」は、南アルプスの恵みを存分に感じられる日帰り温泉施設。ハイキングで心地よく疲れた身体を、ほんのり赤褐色の天然温泉がじんわりと癒してくれます。この温泉は“神の湯”とも称されるナトリウム－塩化物強塩泉で、保温・保湿効果に優れており、湯冷めしにくいのが特長です。