<ツアーレポート>2022年大河ドラマ “鎌倉殿の13人”にまつわる地めぐりシリーズ第5弾衣笠合戦

先週は山城ガールむつみ先生と行く【2022年大河ドラマ “鎌倉殿の13人”にまつわる地めぐりシリーズ】の第5弾で、衣笠城と怒田城を訪れるツアーを開催しました。
今年の春に始まったこのシリーズも、もう5弾!今回は特に三浦一族にスポットを当てた回でした。

地元・藤沢周辺駅を出発してから、衣笠へ向かうまでの車内から早速先生のガイドがスタートです。
ちょうど海沿いの134号線を観光バスが進んでいったので、第4弾で訪れた小坪合戦の舞台・由比ヶ浜付近を車窓から見ることができ、今日のテーマである衣笠合戦の引き金となったその歴史や背景を、実際の場所を眺めながら再度学びました。
出発して早々、車内の気分は早くも三浦一族!
石橋山合戦に合流しようとするも、頼朝敗戦の知らせを聞いて本拠地衣笠に引き上げようとしたところ、小坪にて平家軍と遭遇し、やむなく戦い、勝利して、……ふむふむ、ここがその場所か。

さぁ、このあと本拠地衣笠へ戻ったところに、平家軍が報復合戦にやってきます!いよいよ衣笠合戦です!

衣笠城に到着してからは、ガイデイングレシーバーをお1人1つお渡しして、先生のお話を聞きながら歩きました。
鬱蒼としげる木々や、ぼーぼーに生えた雑草、、急峻な谷など、先生の話がなければなんてことのないただの山ですが……お話を聞きながらだと、ここが大手口、ここが搦手、本丸、、と、急に当時の様子が浮き上がってきます。
合戦の場所を考察したり、怒田城へと脱出した一族のルートを自分達も歩いたり、たっぷり2時間かけて衣笠合戦を目で足で学びました。


お昼は横須賀駅付近の「割烹 住よし」さんで新鮮なお刺身や天ぷらなどを中心とした御膳をいただき、ほっと一息。

午後は、三浦一族の長・義明が絶命したと伝わる腹切松公園や、義明の坐像(国の重文です!)が安置されている満昌寺へお参りしました。

最後は怒田城へ向かいます。ここは衣笠合戦の末よもや三浦全滅の危機に、闇夜に紛れ一族が逃れた衣笠城の支城。
そしてここからさらに安房の国(房総)へと脱出してゆきます。
安房へと向かった船を置いたと思われる場所は今も「舟倉」という名前がのこっていました。
水軍三浦の気分で1日過ごしてくると、現在は家やビルでいっぱいの怒田城周囲一体が海に見えてくるから不思議です。
むつみ先生のツアーはいつも、現代と歴史の景色が交差して見える瞬間が何度もあって、その不思議なタイムスリップの感覚にゾクッとします!
この体験を1人でも多くの方にぜひぜひ体感して欲しい!と、毎回思います。

……さあ、房総半島へと向かった三浦軍は無事に頼朝と合流できたのでしょうか?
そして先に真鶴から安房に行った頼朝はどんな道をたどって鎌倉まで向かうのでしょうか??
……気になりますよね!
この話の続きが知りたい方は、「第6弾 いざ安房国へ!」へ是非ご参加ください♪
https://noatabi.co.jp/211204awa/

今回は乗り遅れてしまったけれど、このシリーズに参加してみたいと思っている方は、来年1月より、また第1弾からもう一度開催が決定しました。
実際に訪れ学んで見る大河ドラマは何倍も楽しめますよ。
是非一緒に歴史の旅へ出かけましょう。https://noatabi.co.jp/noatabi_mutsumi/

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