若宮大路幕府跡

1236年から鎌倉幕府が滅亡する1333年迄の97年間、幕府滅亡までこの地に幕府がおかれました。北条時頼や北条時宗らが国政をとったのもこの場所です。
鶴岡八幡宮の前を通る横大路から少し入ったところに石碑が残るのみですが、実際に歩くことで当時の幕府の広さが体感できます。

鶴岡八幡宮

鎌倉幕府の象徴と言える鶴岡八幡宮は、1180年に源氏再興の挙兵を果たして鎌倉に入った頼朝が、現在の地に若宮を置き、武家の都市づくりの中心に据えました。
頼朝の息子であり、鎌倉幕府3代将軍として後を継いだ源実朝は、鶴岡八幡宮で自身の甥に討たれてしまいます。そして、この刺客が隠れていたのが大銀杏だったという説が有力です。あくまで巷説ではありますが、鎌倉殿の13人でも再現されるかもしれません。

寿福寺

鎌倉五山の第三位である臨済宗建長寺派の寿福寺。この地は、むかし頼朝の父義朝の居館があった場所で、源一族ゆかりのお寺です。
石畳が美しい参道は鎌倉随一ともいわれており、総門から中門までのびるまっすぐな参道とその両サイドに伸びる高い木々が荘厳です。

お寺の裏にある墓地にはやぐらが２つ並び、一つは鎌倉幕府の中核を担った北条政子、一つはその子源実朝の墓だといわれています。中にはともに供養の五輪塔があります。
牡丹唐草の模様がほどこされているので、「唐草やぐら」や「えかきやぐら」と呼ばれていて、歴史的価値も高いそうですよ！

化粧坂切通し

鎌倉七切通しのひとつで、この険しい坂道は藤沢から武蔵方面に通じる重要な道で、新田義貞が鎌倉を攻めた時、ここに軍の主力を向けたために激戦地となった場所です。
切通しの先には源氏山公園があり、源氏山という名の通り源氏にゆかりのある山で、頼朝の先祖が合戦に及ぶ際戦勝祈願をした山と伝わり、頼朝公の立派な像が置かれています。

茶房 空花

和田塚駅付近にある、知る人ぞ知る隠れ家レストラン。ミシュラン三ツ星店の「元麻布かんだ」で長年修業した女性料理長が手掛ける、天然素材を使った体にやさしい和食店で、お店からは四季折々の花が咲き乱れるお庭と江ノ電が見えます。
湘南の旬の食材を使った身体に優しい本格和食の昼食をどうぞ。

うれしいお土産付き

鎌倉長谷に工房を持つ“鎌倉 創作和菓子 手 毬（てまり）”の和菓子をお土産にどうぞ。
日本の伝統模様を和菓子で表現した商品や季節のお花を再現した商品など、一つひとつ丁寧に愛情込めてつくられる一期一会の和菓子です。